左官工事とは、現場において調合された材料や既調合製品に水を加えてよくねり合わせた材料を、所定の場所に必要な厚さに塗り、あるいは吹付ける工法の事で、下地と塗りの2つの工事があります。左官の作業には根気と丁寧さが必要で、多種多様な鏝(こて)を使い、1ミリ単位の高い精度で床・壁・柱・窓枠・階段などを仕上げていきます。
左官工事の目的は、建物の内外装を整え、また耐久性、防火性を高めるなどの役割を果たすことです。